サンプルレンダリング

ここでは、GI方式を様々に組み合わせて行ったレンダリングの見本を数例お見せしましょう。

次のプロジェクトでは、GIポータルとしてセットアップされた2枚の窓を通して入ってくる空からのライトと、後の壁上のCinema 4Dスポットライトで照らされています。異なっているのはGIの方式のみで、残りの設定は平均的な質となっています。レンダリング結果にムラが生じているものもありますが、これは、サンプリング数を多めにすることで改善することができます。

レンダリング時間はただの指標であり、他のプロジェクトでは異なる場合がありますので注意してください(IR+LMとQMC+LMでラジオシティマップを構築を有効にすると、レンダリング時間が大幅に削減されます)。QMC+QMCでは、レンダリング時間を100%にするのが最も正確な結果を得ることができる方法です。

それぞれの方法を比較し、次の事項に注意してください。

同様の結果を得たい時、簡潔化されたイラディアンスキャッシュはQMC(プライマリの方式として)と比較してどれ程速いのか。

ライトマップを使用すると、多くのライト反射によって内部スペースが比較的明るめにレンダリングされる一方で…

… 残りのセカンダリな方式は、最大8つの反射が可能でレンダリング時間も長めなのにもかかわらず暗めの結果となる。

プライマリの方式としてのQMCで得られる正確なシャドウ

IC+MCでは、どれだけちらつきが生じやすいか。