選択メニュー

オブジェクトおよびコンポーネント(ポイント、エッジ、ポリゴン)の選択は、どの3Dアプリケーションにおいても根本的な部分です。Cinema 4Dは、各ページで示しているように多数の選択ツールを提供します。

また、これらの特定の選択ツール以外にも、いくつかの選択機能が使用可能です。これらについてもこのページで説明します。ほとんどの選択ツールは、UVエレメントでも動作します。

選択ツールと他のツールをすばやく切り替える方法は、ツールの切替を参考にしてください。

重なって表示されているオブジェクトの選択

ビューポート内のオブジェクトは、選択ツールのほか、選択レイを用いて選択できます。 エディタ上でマウスをクリックすると、そこから「選択レイ」が放射され、その下に重なっている全てのオブジェクトを調べ、そのリストを表示するのです。このリストの中から目的のオブジェクトを簡単に選択できます。

選択レイを使ってリストを表示させるには、次のようにしてください。:

  1. エディタで、目的のオブジェクトの上にマウスポインタを置き、ダブル右クリックするか、Shift +右クリックするか、Shift + Cmd +クリック(MacOS)してください。すると選択光線が調べた全てのオブジェクトの名前がリストに表示されます。その中から目的のオブジェクトを選択してください。


  2. エディタで、目的のオブジェクトの上にマウスポインタを置き、くり返しクリックしてください。すると選択光線が調べた全てのオブジェクトが、順番にくり返し選択されます。
複数のオブジェクトを同時に選択するには、Shift+右クリック(MacOSではCtrl/Cmd +クリック)してください。また、あるオブジェクトの選択を解除したい場合には、Ctrl+右クリックしてください。

組み込みの選択機能

多数のツール(特に移動スケール、および回転ツール)には、組み込みの選択機能があります。この選択機能を使用して、SHIFTまたはCTRLキーを同時に押すことで、コンポーネント(ポイント、エッジ、ポリゴン)を同時に追加または選択解除でき、その後それぞれのツールが適用可能になります。

表示範囲外インジケータ

選択されたオブジェクトがビューポートの外にある場合に、表示範囲外インジケータはこれらのオブジェクトが存在する方向を示します。インジケーターをクリックすると、選択されたオブジェクトがビューポートの中央に表示されます(コンポーネントが選択されている場合はコンポーネントが表示)。オブジェクト軸はオブジェクトの中央に存在する必要があります。