編集可能にする

Cinema 4Dに含まれるプリミティブオブジェクトやスプラインプリミティブオブジェクトは、「パラメトリック」なオブジェクトです。これらのオブジェクトは、確定したポイントやポリゴンを持たず、関数と定数(パラメータ)によってその形状が定義されています。オブジェクトを表示したりレンダリングするために、一時的なポリゴンが作成されますが、これは編集できません。結局これらのオブジェクトは編集可能なポイントやポリゴンを持たないため、他のポリゴンやスプラインと同様の方法で編集できません。例えば、ポイントを選択して動かすこともできませんし、押し出しアウトラインを作成といったツールを適用することもできないのです。

しかしながら、これらパラメトリックなオブジェクトもポリゴンで構成されたオブジェクトに変換してやれば、この章で説明しているツールを使って自由に編集できます。ポリゴンに変換するには、まずオブジェクトを選択し、メッシュ / 変換 / 編集可能にするを選択して下さい。ただし、一度編集可能なポリゴンに変換すると、後でプリミティブに戻すことはできない、ということに注意して下さい(もちろん取消しはできます)。ポリゴンに変換してしまうと、ハンドルを使って変形させたり、プリミティブに戻すことはできません。

一度編集可能なポリゴンに変換すると、後でプリミティブに戻すことはできない、ということに注意して下さい(もちろん「取消し」はできます)。ポリゴンに変換してしまうと、ハンドルを使って変形させたり、プリミティブに戻すことはできません。