マップ変換オペレータ

この計算ノードは、指定した範囲にある入力値を、別に指定した範囲の値に変換(マップ)し、結果を出力します。例えば、ドライバ、レシーバ機能を使って、オブジェクトの高さをライトの明るさに連動させる場合を考えてみましょう。オブジェクトの高さが0mの時にライトの明るさが0%になり、2mのときに明るさが100%になるように連動させます。「マップ変換」ノードを使えば、オブジェクトノードの「位置.Y」ポートから出力された0から2mの範囲で変化する値を、0〜100%の範囲で変化する値に簡単に変換できます。もし入力値が1.5mであれば、出力値は75%になります。

このノードには、入力範囲と出力範囲を指定するために、「入力の下限」と「入力の上限」、「出力の下限」、「出力の上限」、の4個の入力ポートがあります。また、「入力」ポートには変換したい値を入力します。この他にも、入力値が範囲外にある場合の出力方法を指定するオプションや、剰余を出力するオプション、範囲を反転するオプション、スプラインを使って値を変換するオプションなどが用意されています。