オブジェクトの属性

ここで、スプラインが押し出される方向を定義します。通常これはサーフェイス(つまり最初にスプラインがある平面)に垂線になります。これは、以下の設定を使って別な動作もできます。

自動:Cinema 4Dは、スプラインが最初どの平面にあり、この平面に対して垂線に移動するかを確認しようとします。これは非常に依存性が高く、そのためデフォルトオプションになっています。

X、Y、Z:選択した軸の方向に移動します。

カスタム:ここで、移動設定を使って、移動に沿った方向ベクトル(オブジェクト座標系にもy連)を定義します。

絶対:このモードはS22以前の挙動です。移動は、3つの移動コンポーネントを使って定義します。

ここで、移動(自動、X、Y、Zあるいはカスタム)の絶対距離を定義します。負の値では、移動が逆方向になります。

ここで、正規化ベクトル(方向、カスタム)あるいは直角オブジェクト座標系の個々のコンポーネントでの移動(方向、絶対値)を定義します。ベクトル設定:ベクトルは正規化され、1, 1, 05. 5. 9と同じになります。

押し出す方向に沿った分割数を定義します。

エディタを省略表示モードで表示している時、断面スプラインに沿って表示するアイソパームの本数を定義します。

押し出しオブジェクトの法線の向きを反転します。一般的に閉じた押し出しオブジェクトの場合、スプラインの回転方向(ポイントの順番が増える方向)に関係なく、Cinema 4Dは法線をオブジェクトの外側に向けます。しかしオブジェクトが閉じていない場合、法線をどちらに向けるべきかCinema 4Dは判断できません。このような場合に、もし法線があなたの考えている方向を向いていなかったら、スプラインの回転方向を反転するか、法線を反転のオプションを選択してください。このオプションは、キャップが付いている場合には無効です。また、当然ながらキャップの法線は反転できません。

このオプションをチェックすると、階層化された複数の断面スプラインを同時に押し出すことができます。このオプションは、多くの文字を含むテキストスプラインを、文字ごとに分割して編集可能にした場合に非常に重要になります。

一般的に、テキストの1文字1文字に違うアニメーションを指定したい場合、テキストを1文字ずつ独立したオブジェクトに分ける必要があります。ところが、デフォルトの押し出しオブジェクトは一つの断面スプラインしか認識しないので、押し出すには文字と同じ数の押し出しオブジェクトが必要になります。このような場合でも、階層を含めるオプションを使うと、1個の押し出しオブジェクトで全てのテキストスプラインを押し出すことができます。