床オブジェクト

このコマンドは、床オブジェクトを作成します。床オブジェクトは一般的に無限平面と呼ばれる特殊なオブジェクトで、オブジェクト座標系のXZ平面内に位置し、地平線まで無限に広がっています(レンダリングを行うとき)。

床オブジェクトは何個でも作成でき、重ねて使用できます。例えば複数の床オブジェクトを平行に作成し、その上にさまざまな透明度の雲テクスチャを適用し、リアルな空を表現することができます。下図では、1個を地面に、3個をそれぞれ高さの異なる雲として、計4個の床オブジェクトが使用されています。雲のテクスチャをアニメートさせれば、非常にリアルなシーンを作成できます。

上図から分かるように、床オブジェクトの位置や角度は少しずつずらしてあります。これは、雲を表すテクスチャが規則的にくり返されることで、不自然なパターンが生じないようにするためです。