選別

このタブにある設定を使うことによって、ヘアを視界から取り除くことが可能になります。そのヘアとは、「フレームがレンダリングされた場合に見えない状態になるヘア、あるいはヘアの太さが0にセットされているので最終的な結果に一切影響を与えないヘア」です。間引きを決定する要因となるものは、ヘアの根元のセグメントの位置と、その向きです。

以下に挙げる設定が使用可能です:

背面を除去

ビューの角度に基づいて、ヘアが間引きされます。

オフスクリーン除去

「使用するビューの角度において可視状態な根元」に基づいて、ヘアが間引きされます。

距離でクリッピング

カメラの、ヘアからの距離に基づいて、ヘアが間引きされます。

背面開始[0..180°]

終了[0..180°]

「カメラのビューの角度」から、「背面開始終了の値の範囲内に置かれている根元のセグメント」を持つヘアが、大きく間引きされます。

ニアクリップ[-∞..+∞m]

ニアフェード[0..+∞m]

「カメラのビューの角度」から、「定義されたニアクリップの距離よりも近くにあるヘア」が、ニアフェードで定義された範囲内においてその太さが0に減少します。

ファークリップ[-∞..+∞m]

ファーフェード[0..+∞m]

「カメラのビューの角度」から、「定義されたクリップ距離の値を超えた所にあるヘア」が、フェード距離で定義された範囲内においてその太さが0に減少します。

オフスクリーン[0..+∞%]

定義されたオフスクリーンの値に従って、エディタビューの外側に置かれているヘアは、レンダリングされません。

例えばエディタビューの解像度が640×640ピクセルで、オフスクリーンの値が10%(+/-64ピクセル)であるとしましょう。576ピクセルよりも左の所に根元が置かれているヘアと、704ピクセルよりも右の所に根元が置かれているヘアが、0にセットされます。

これと同じ原理が、垂直方向のピクセルにも当てはまります。