オブジェクトの属性

U 方向の分割数[2..4000]

U方向(断面スプラインに沿った方向)の分割数を定義します。したがって、円周に従います。

ヒント断面スプラインが開いている場合、「U方向の分割数」は、断面スプライン方向の「ポリゴン数」と一致します。しかし断面スプラインが閉じている場合、最初と最後のポイントが重なるため、「U方向の分割数」は「ポリゴン数」よりも1だけ大きくなる、ということに注意してください。
開いた断面スプラインを中間に持つロフトオブジェクト

V 方向の分割数[2..4000]

V方向(ロフトする方向)の分割数を定義します。したがって、ロフトの長さに従います。

省略表示のU分割数[3..4000]

エディタを省略表示モードで表示している時、U方向(断面スプラインに沿った方向)のアイソパームの本数を定義します。ロフト方向のアイソパームは断面スプラインの数と一致します。

ポイントを無視

このオプションが外れている場合、ロフトオブジェクトを構成するエッジの中で、断面スプラインに含まれるポイントに一番近いものがそのポイントを通るように移動します。つまり、下図のように断面スプラインが「角」を含んでいる場合に、それを正確に表現できます。これに対して、もしこのオプションを選択すると、エッジはポイントと関係なく均等に分割されます。したがって、オブジェクトはより滑らかになりますが、角を正確に表現できなくなります。

ポイントを無視をオン

ポイントを無視をオフ

断面ごとに分割

「V方向の分割数」を、ロフトオブジェクト全体に適用するか、断面スプラインの間ごとに適用するか定義します。ロフトオブジェクト全体に適用した場合、断面スプラインの位置に関係なく、V方向がほぼ均一にこの分割数で分割されます。これに対して断面スプラインごとに適用した場合、断面スプラインの間隔が狭い部分では、V方向の分割が細かくなります。また全体の分割数は、この分割数に断面スプラインの数をかけた数になります。

したがって、断面スプラインが密集している部分の形状を正確に表現したい場合はこのオプションを選択し、全体を一定の間隔で分割したい場合にはこのオプションを外して下さい。

断面スプラインごとに分割をオン

断面スプラインごとに分割をオフ

ループ

このオプションを選択すると、最初と最後の断面スプラインをロフトで接続できます。

線形補間

断面スプラインの間を直線で接続したい場合は、このオプションを選択してください。このオプションが外れている場合は、曲線で接続されます。

UV 座標を均等に分割

UV座標を均等に分割断面ごとに分割オプションに似ていますが、適用したテクスチャに対して働きます。したがってこのオプションを働かせるには、適切なテクスチャをUVWマッピングで適用しておく必要があります。このオプションを選択すると、断面スプラインの位置に関係なく均一にUV座標が変化するようになります。逆にこのオプションを外すと、断面スプラインが密集している部分でUV座標も密集するようになります。このオプションは、断面ごとに分割オプションとは独立して働きます。

UV座標を均等に分割をオン

UV座標を均等に分割をオフ

法線を反転

ロフトオブジェクトの法線の向きを反転します。一般的に閉じたロフトオブジェクトの場合、スプラインの回転方向(ポイントの順番が増える方向)に関係なく、Cinema 4Dは法線をオブジェクトの外側に向けます。しかしオブジェクトが閉じていない場合、法線をどちらを向けるべきかCinema 4Dは判断できません。このような場合に、もし法線があなたの考えている方向を向いていなかったら、スプラインの回転方向を反転するか、このオプションを選択してください。このオプションは、キャップが付いている場合には無効です。また、当然ながらキャップの法線は反転できません。