太陽

太陽は、無限の光源です。この影のタイプは定義することができます(ハード、エリア、なし)。以下に挙げる各種パラメータを使って、太陽光源の特徴を定義することができます。これらは空の見た目に対しては一切影響を与えません。

また、あなたのオリジナルの光源を、太陽光源として定義することもできます。

ヒント:両方の光源がリンクされていますので、太陽の光源を完全にオフにすると、月の光源もオフになります(Skyマネージャ:左列、"基本”属性マネージャタブ)。ただしこれは空の星座の表示については影響しません。

カラーのプレビュー

次のパラメータ(位置、にごりなどを含む)を調整すると、それに応じて太陽のカラーが修正されます。このカラーのプレビュがここに表示されます。

強度[0..10000%]

太陽の強度を定義します。もしも例えば、強いサーフェイスの反射によってあなたのシーンが露出過多の場合には、この値を調整すると助けとなる場合があります。

彩度補正[0..200%]

太陽のカラーの色相を定義します。もしも白色の太陽光を作りたい場合には、ここに値0%を入力してください。

色相補正[0..100%]

使用する値に従って、スペクトラム内のどのような色でも生成することができます。地球大気圏外の見た目を作成する場合に役に立ちます。

ガンマ補正[0.10..10.00]

太陽のガンマ値を定義します。この値を使って、シーンの露出過多を防ぐことができます。たとえ強度の値が高すぎる場合でもです。日中から夜へのガンマ補正パラメータをアニメートすると、日中の太陽の明るさの減少に貢献します。

サイズ比率[0..10000%]

可視太陽のサイズを定義します。これはエリアシャドウに対しても影響を与えますのでご注意ください。太陽のハードシャドウが必要な場合はここに値0%を入力してください。

表示の強度[0..10000%]

太陽の可視性を定義します。放射されたライトなどには影響を与えません。このパラメータは強度パラメータに従属します。もしも強度パラメータを0%にセットすると、表示の強度を例えば1000%にしても太陽が可視状態になりません。

色のカスタマイズ

カラー

下に置かれているカラーフィールドを使ってカスタムカラーを作成したい場合には、このオプションをオンにしてください。

太陽カラーは、2Dの雲に対しては影響を持ちません。

レンズフレア

全てのレンズフレアをオン/オフにします。

グローの強度[0..100%]

レンズグローとレンズ鏡面反射。

レンズグローの強度を定義します。グローが一切表示されないようにしたい場合には、この値を0%にセットしてください。

フレアの強度[0..100%]

フレアを全てオフにするには、このパラメータの値を0%にセットしてください。そうでない場合は、異なる値を入力してその強度を定義することができます。

距離のスケール[0..+∞%]

「太陽または月に統合された光源」にまつわる問題に突き当たった場合は(例えば、これらがエディタで表示されていない場合や、レンズフレアやレンズグローが不正確に表示されるなど)、これらの設定を使って太陽または月の距離を減少させてください。

カスタム太陽オブジェクト

オブジェクトマネージャから1つ光源をドラッグして、太陽またはのフィールドにドロップしてください。

この設定を行った後も、時間帯に従って、光源の位置、色、明るさを決定します。一般タブ内にあるカラーの設定(太陽色のカスタマイズの下にあります)を使えば、変化しない一定の色を定義することが可能です。

もしも光源を完全にカスタマイズしたい場合、そして光源の位置がSkyだけによって影響を受けるようにしたい場合には、2番目の光源を作成してこれを最初の光源の子オブジェクトにしてください。そして最初の光源の表示をオフにしてください。

するとこの2番目のライトは、Skyによって照らされることはありません。ライト1の子オブジェクトとして、この最初のオブジェクトの位置に従います。

法線オブジェクトもここで使用することが可能です。これらを、月または太陽の位置に従うように設定することができます。このオブジェクトを照らすには、太陽または月の内部の光源が使用されます。

タイプ

もしもそしてどのタイプの影を、太陽が落とすべきかということを定義します。ハードエリアなしの中から選択できます。

カラー

太陽が落とす影の色を定義します。

透過

ここで、透過オブジェクトの影を計算するかどうか定義できます。(透過も参照)

精度[0..100%]

最小サンプル数[1..16384]

最大サンプル数[4..16384]

最大サンプル数の値を左から右に増加した結果。影がいかに大幅にスムーズかつ均一になるか、注目してください。

これらの3つのパラメータ機能は、ライトパラメータ(エリアシャドウを伴うもの)の同名のものと同じです、そして太陽のエリアシャドウに限定しています。

影のサンプルを計算するためには、定義された最小サンプル数そして最大サンプル数の範囲内で、サンプル精度に基づいてそしてシーンがどのように作られたかによって、内部的なアルゴリズムが使われます。値が高いほど結果がより良い質になりますが、それに応じてレンダリング時間も長くなります。低すぎる値の場合は粗いシャドウになります。詳細については上記のリンクを参照してください。

太陽のサイズを定義するには、サイズ比率値が使われるということをお忘れなく。さもないとエリアシャドウが結果として一切生じません。

濃度[0..10000%]

ここで、影の濃度を指定できます。100%の値の場合、影の強さはそのまま反映され、50%なら、影は半透明になり、0%なら完全に透明(見えません)になります。100%以上のあたいも指定できます。