参照

外部参照用タブでは、外部参照プロジェクトの各オブジェクトを外部参照オブジェクトへとどのようにインポートするかを指定します(マスタープロジェクトではなく外部参照プロジェクトで指定されます)。

指定すると、外部参照プロジェクトからオブジェクトを除外したり、オブジェクトの表示をロック、変更したりすることが簡単にできるようになります。

オブジェクトリスト

オブジェクトマネージャからこのリストへとオブジェクトをドラッグ&ドロップし、マスタープロジェクトの外部参照オブジェクトによってどのように各オブジェクトをインポートするかについてトグルを使って指定します。

オブジェクト

この場所のリストにオブジェクトが現れます(そのアイコンと一緒に)。

有効

このマーカーを無効にすると、そのオブジェクトが外部参照オブジェクトによるインポートの対象でなくなります。

表示

表示アイコンを無効にするとオブジェクトマネージャ内でオブジェクトを隠しますが、オブジェクトはインポートされたりレンダリングされたりします。。

ロック

ロックアイコンを無効にすると、オブジェクトの座標とパラメータがインポートの時にロックされます。オブジェクトはインポートしたいけれども、マスタープロジェクトで思いがけず変更されてしまうことを防ぐのに便利です。

階層

階層アイコンを有効にすると、選択した設定をオブジェクトの子に適用します。

実際にはどのように作用するのでしょうか?簡単な例で説明しましょう。

ここでは、外部参照オブジェクトが作成され、プロジェクト設定の外部参照用タブにいくつかのオブジェクトが追加されています。この例では、球体は、その子と一緒にXRefから除外されています。

円錐はオブジェクトマネージャから除外されていますが、外部参照でシーンへとインポートすることはできます。

インポート設定にかかわらず円柱もインポートされますが、ロックされ、マスタープロジェクトで変更を加える必要はありません。

最後に、立方体です。ここではリストに加えず、自動的にインポートされ、外部参照設定の影響を受けないようにします。

さあ、マスタープロジェクトで新しい外部参照を追加してこのシーンをインポートしてみましょう。

ご覧の通り、全ての球体がインポートから除外され、円錐はインポートされていますがオブジェクトマネージャでのアクセスはできません。立方体は変更なくインポートされ、円柱はインポートされていますが移動したりパラメータを変更したりすることはできません。

円錐を選んだ場合、ビューポートではその軸がグレー表示になり、オブジェクトの全てのパラメータがロックされます。