カメラモーフ
カメラモーションの過程でカメラを面白いオブジェクトの方に次々に向けていかなければならないという問題をすでにご存知かもしれません。これは、カメラが沿って動くスプラインを使って手間をかけて行うこともできますが、カメラモーフタグで簡単に行うこともできます。カメラモーフタグを表示、使用して、独立してかつアニメートされたカメラ（焦点距離など最も重要なパラメータと一緒に）を自動的に作りたい領域に、いくつかのカメラ（これらもアニメートすることができなければなりません）を作るだけです。モーフィングとは、他の状態を段階なく引き継ぐことです。
カメラモーフタグは、自立した複数のカメラのフライトや動きを統合するのにも最適です。例えば、モーションカメラから、振動タグのついたカメラにキーフレームを使ってアニメートした通常のカメラへと段階なくモーフすることができます。
モーフィングカメラの作り方
まず、フォーカスしたい様々なオブジェクト/領域に独立したカメラを作ります。
作ったカメラを全て選び、 メニューからカメラモーフを選びます。
最後に、新しく作成したカメラモーフタグでブレンド設定をアニメートします。これで完了です。
ベイク に関する情報:モーションカメラやカメラモーフをベイク する前に、ターゲット距離、F-値 などのエクスプレッションによってコントロールされる全てのカメラ設定（位置、スケール、回転は例外）について、何も入力されていないトラックをタイムラインに作成する必要があります。
このコマンド（間に新しく作成したカメラ設定をモーフできる2つのカメラを選ぶ必要があります）を選ぶと、次のカメラ設定が使えるようになります。
作成されたカメラモーフは、カメラモーフタグでコントロールすることができます。