マテリアル タグ

このタグの中には、マテリアルへのリンクと、マテリアルジオメトリが含まれています。マテリアルジオメトリとは、オブジェクトにマテリアルを適用するために必要な全ての情報のことで、「投影法」やテクスチャ軸の「位置」、「スケール」、「角度」などが含まれています。マテリアルタグにマテリアルをリンクするには、マテリアルマネージャからマテリアルをドラッグし、属性マネージャに表示されているタグタブのマテリアルボックスにドロップして下さい（ただし通常のワークフローは次の通りです：マテリアルマネージャからマテリアルをドラッグして、オブジェクトの上にドロップする。すると適切にリンクされたマテリアルタグが自動的に作成されます）。

この操作を行う時に、複数のマテリアルタグを選択しておくと、一度の操作で全てのマテリアルタグにマテリアルをリンクできます。

マテリアルタグは、一つのオブジェクトに対していくつでも割り当て可能です。これにより、同じオブジェクトに複数のマテリアルレイヤーとして適用できます。マテリアルは、オブジェクトマネージャ上で並んで右側が優先されます。つまり、一番右側のテクスチャが一番上のレイヤーということになり、左端のマテリアルが一番の下のマテリアルで、その間のマテリアルは中間層ということになります。一番上のレイヤーは、サイズが制限されていたり、アルファチャンネルが有効になっている場合を除き、オブジェクトを完全に覆います。

テクスチャを含んだマテリアルをオブジェクトに適用するには、以下の方法があります。:

適用するマテリアルをマテリアルマネージャで選択し、オブジェクトマネージャやエディタビューに表示されているオブジェクトにドラッグ＆ドロップします。この間マウスポインタは、操作中であることを示す下図のようなアイコンに変化します。:

マテリアルを適用したいオブジェクトを、オブジェクトマネージャで選択します。次に適用したいマテリアルをマテリアルマネージャで選択します。そして、マテリアルマネージャでマテリアル / 適用を選択して下さい。すると、オブジェクトに新しいマテリアルタグが作成され、そのマテリアルがリンクされます。同時に、マテリアルタグのパラメータが属性マネージャに表示されます。複数のオブジェクトに対して複数のマテリアルを同時に指定できます。

また、既存のマテリアルタグにマテリアルをドラッグ＆ドロップすることもできます。この場合、マテリアルタグに含まれているマテリアルへのリンクだけが置き替わります。ただし、マテリアルジオメトリは全く変化しません。

エディタビューにあるオブジェクトの上に、直接マテリアルをドロップすることもできます。Ctrlキーを同時に押さえながらドロップするとメニューが現れます（マテリアルをドロップするエリアにオブジェクトが1つ以上ある場合）。このメニューを使って、マテリアルを適用させるオブジェクトを選択してください。

「マテリアル編集」を使ってマテリアルを割り当てることも可能です。マテリアル編集の適用オブジェクトタブにボックスがあります。オブジェクトマネージャからオブジェクトをドラッグして、そのボックスにドロップしてください。複数のオブジェクトに同じマテリアルを割り当てる場合は、この方法を使うとすばやく作業ができます。