アンビエントオクルージョン シェーダ

アンビエントオクルージョンは、アプリケーションの中で2つの場所に存在しています:

チャンネルシェーダとして(マテリアル編集 / テクスチャ / 特殊効果)

全体的な特殊効果として、そしてシーン全体の隅から隅まで計算されます(レンダリング設定... / （"特殊効果”ボタン）); キャッシュしてレンダリング時間を短くします。

アンビエントオクルージョン(AO)は、ある一定の制限のなかで、速い「GIに代わるもの」を提供します。

アンビエントオクルージョンはひとつひとつのサーフェイスポイントがどの程度露出されているかを決定し、その決定に従ってそれらに色をつけます。ではここで、あなたのシーンには床がなく、全ての面が空で囲まれていると仮定しましょう。するとAOシェーダは、「それぞれの可視エリアが、空をどの程度見ているのか」を決定します。

角や穴のエリア、そしてオブジェクト同士が非常に接近しているその間のエリアについては、見ることができる空の分量が少なくなります。それゆえに、AOの設定に従ってこれらは暗くなります。そこでもしAOシェーダを拡散マテリアルチャンネルに入れると、GIの機能によってこれらの影響を受けたエリアが暗くなりますが、あっという間にレンダリングされます。

先に挙げた図の右上にあるのが、このようなAOレンダリングの結果です。AO無しの結果に比べると、より鮮明でリアルな仕上がりになっています。

AOマルチパスは、その図の右下にあります。これを見ると、暗くなったエリアがレンダリングされたところが一目瞭然です。

AOシェーダはまた、環境マテリアルチャンネルにおいても使用することができます(下記参照:空の環境を使うオプション)。