内部拡散反射シェーダ

SSS: 内部拡散反射を使って素晴らしい効果を作り出すことができます。

SSS: 内部拡散反射(以下、SSS)とは、ライトがわずかに透明なサーフェイスに入り込み、入り込んだライトをそのサーフェイスが事実上移動、拡散させ、また、その一部または全体を吸収、カラーリングする効果のことです。わずかに透明とは、どんなにわずかであってもライトが通過することのできる全てのマテリアルを指します。一般に想像されるよりも多くのマテリアルがこれに含まれ、例として磁器、肌、牛乳、各種プラスチック等が挙げられますが、これらはごく一部に過ぎません。

SSSシェーダは、発光チャンネルにおいてその効果を最大限に発揮します。

標準とフィジカルレンダラー

SSSはGIと併用しても作用し、この場合、SSSオブジェクト上を照らすGIによるライトも計算に含まれます。一方で、QMC GIモードの時、SSSが生成したライトは他のオブジェクトによってのみ認識されます。

アンビエントオクルージョンシェーダ内の向きを反転オプションでも非常に似た結果をはるかに速く得ることができることに注意してください。しかし正しい効果は付いていません。