変位デフォーマ

デフォーマオブジェクトを使って「変位エフェクト」を作成できたら、そしてそれらのエフェクトをエディタビューで見ることができたら素晴らしいと思いませんか? また、最終的にオブジェクトを整列させるために、単に「実験とテストレンダリング」を行い、変位がどの程度まで達成されたかを確認するために膨大な時間を費やしたことがありますか? 今後は、そういった作業によって生じるフラストレーションに悩まされることはありません:変位デフォーマは変位オブジェクトをオブジェクトの変形ごとにエディタビューで表示します。そして、そのエフェクトを可視状態にするためにレンダリングを実行する必要はありません。
変位デフォーマは、デフォーマオブジェクトとして機能します。ですからこれは、変形されるオブジェクトの子にしなければなりません(あるいは共通の親オブジェクトの下で、同じ階層に配置しなければなりません)。変形されるオブジェクトには、十分な分割数が含まれていることを確認してください。

もちろん変位デフォーマは、その他のすべてのMoGraphオブジェクトとも関連して機能します。下図の例においては、変位デフォーマとノイズシェーダを使って輪形のオブジェクトを変形しました。その後、オブジェクトモードのクローナーを使って、球体をクローン化しました:

もしもこの輪形のオブジェクトを、ワールド座標(参照する座標=ワールド)にセットしたノイズと共に、現在の位置でアニメートすると、その結果は非常にかっこいいモーフィングになり、ぶよぶよっとしたエフェクトになります。