ヒント:以前のオブジェクト軸モード(現在の軸を有効モード)は、今では単なるモードではなく、オブジェクトモデル、コンポーネント(ポイント、エッジ、ポリゴン)モードと組み合わせて使用できます。そのため、このモードはポイント、エッジ、およびポリゴンの編集時に拡張モデリング軸としても機能します(下記参照)。

多くの場合、例えばアニメーションにおいてオブジェクトの始点を中心に回転させるようにするため、オブジェクトの始点を移動することが必要になります。一時的に軸を再配置することもモデリング時に役立ちます。これがまさにこのモードで実行可能な機能です。Lホットキーを使うと、このモードにすばやく切り替えたり、元のモードに戻ったりすることができます。

ただし、一般的に階層化されたオブジェクトの座標軸を移動や回転をすると、全ての子オブジェクトが影響を受けます。もし子オブジェクトにアニメーションを指定した後で親オブジェクトの座標軸を変えると、アニメーションが狂ってしまうでしょう。したがって、オブジェクト軸の位置や角度に関する編集は、必ずアニメーションを作成する前に完了させて下さい。

コンポーネントモード(ポイント、エッジ、ポリゴン)

モデリング軸を変更するワークフローの例:

オブジェクトコンポーネントを編集する際は、モードを使用してモデリング軸を一時的に移動または回転させることができます。この機能を移動ツールのモデリング軸の設定と混同しないてください(を参照)。この設定はグローバルな性質のもので、選択を行う時に計算されます。

モデリング軸を一時的に調整する際は(オブジェクトマネージャで複数の選択は行わないようにしてください。編集するオブジェクトのみを選択するようにします)、次の制御オプションを使用できます。