シード値

Cinema 4Dの色々なところでランダムな値が使われており、シードという設定があるのに気づくと思います。これらの値は、「多様な」ランダムな数列を生成します。しばしば内部で機能させるのに一連のランダムな番号が要求されます。たとえば、地形オブジェクトやノイズシェーダで使われます:

地形オブジェクトとノイズシェーダで、異なる開始値が使われている例

このシード値は、完全にランダムで生成されていない点です。このシード値を元にしているので、同じシード値であれば(同じ機能の場合)、同じ結果になり、ランダムな数列を再生成できます。たとえば、地形オブジェクトのシード値を638にした場合、コンピュータはプログラムのバージョンが行っていても同じジオメトリが生成されます。なお、シード値が近似していても結果には相関関係はありません。シード値が、638639でも生成されるランダムの数列は完全に異なります。すべてのシード値の設定は、Cinema 4Dではこうしたルールで働いています。

ただし、シード値(例: ランダムエフェクタ)が近似していても異なる異なる結果になるとありましたが、小数点以下の値が異なるだけの場合(683.2638.3など)は、ランダム値も近似します。