Sketch and Toon
概要
Sketch and Toonへようこそ!Sketch and Toonは、Cinema 4D のノン・フォトリアリスティック(NPR)レンダリング用アプリケーションエレメントです。NPRはシーンの外観を単純化し、ラインを使用してエッジをレンダリングしますこれによりイラストレーションもしくはテクニカルイラストレーションのようにみせることが可能です。
NPRシェーダは2つのことをレンダリングします。
NPRシェーダは主にラインと影のレンダリングのために設計されています。Sketch and Toonでは、線はCinema 4Dの特殊効果の助けを借りて描画されます。シェーディングはCinema 4Dの、ハーフトーンもしくは漫画的なレンダリングを可能にするいくつかのユニークなSketch and Toonを利用もできるマテリアルシステムによって行われます。
一つのオブジェクトで多様なスタイル
Sketch and Toonのユニークなところは、GIやコースティクス、シェーダやスプライン、パーティクルといったCinema 4Dのほとんどすべての機能と組み合わせることができます。結果は究極の柔軟性があり、作成できるスタイルの数は無制限、例え同じシーンであってもです。
Sketch and Toonで作成できるスタイルは幅広く、また詳細に描かれ、コンピュータで作成されたようには見えないようにレンダリングできます。
スケッチ風
部屋と恐竜は手描きで描かれたように見えます。この外観の鍵はラインの厚みとラインのスタイルのバリエーションにあります。Sketch and Toonはどんなスタイルでも作成できます。
テクニカルイラストレーション
Sketch and Toonは、テクニカルイラストレーションを含むNPRスタイルのすべてのタイプをカバーします。どのラインをレンダリングするかを正確に定義することができます。
斑点
とても人気のあるハーフトーンルック(など)はパワフルスポットシェーダを使って作成できます。
セルシェーダ
Sketch and ToonのCelシェーダはオブジェクトの裏面の色を定義することfができ、漫画スタイルのアートワークやアニメーションを作成するには理想的です。
混合
Cinema 4D内のSketch and Toonの統合はどのオブジェクトをSketch and Toonスタイルで、Cinema 4Dのレンダラーを使ってレンダリングするべきかを定義できるオプションです。
使い方は?
これはSketch and Toonの非常に簡単な概要でした。始めるための詳しい情報は、Cinema 4Dクイックスタートマニュアルで提供されています。
Cinema 4D R16の新機能:
これまで個別に分けられていたHairとSketch and ToonのレンダラーはBiRenderに統合され一つになりました。
レンダースピードは速くなり、Sketch and ToonとHairは一緒にレンダリングできます。
デメリットとしては、レンダリングされたプロジェクトは、以前のレンダリングと比べると完全には一致しません。細部で異なる部分が発生する場合があります。
独自のアンチエイリアスはなくなりました。以前のはSketch and Toonラインのレンダリングには、ベストの設定のアンチエイリアスが使われます。ただし、アンチエイリアスがなしになっている場合は、アンチエイリアスの効果はなくなるためアンチエイリアスの設定は無視されます。
制御するレイヤーは除去されます。すべての設定はいつも見ることが可能です。
マルチパスは、以前のバージョンのように、Sketch and Toonのレンダリング設定(ポストレンダリングオプション)を有効にする必要はありません。通常のマルチパスレンダリング設定で有効にできます。