Cineware

Cineware変換は、外部アプリケーションでのCinema 4D ファイルフォーマットの読み込み、書き出しを可能にしています。Cinema 4Dからエクスポートするときに、いくつかの設定が使用可能になります。

ヒントCinema 4Dの前のバージョン(S22より前)では、最初の2つのオプション(以前のポリゴンを保存/Cinewareのアニメーション)は一般設定メニューにあり、そのためグローバル設定でした。現在、Cineware設定はプロジェクト設定で、プロジェクトファイルごとに有効にでき、保存できます。

最初の3つのオプションが有効であるかのようにエクスポートするプロジェクトを Cineware 用に保存... コマンドにも留意します(以下で説明する他の設定も考慮します)。

ポリゴンキャッシュを保存

このオプションは、追加のポリゴンのコピーが、シーンのジェネレータで構成されるべきかどうか定義します(パラメトリックプリミティブ、押し出しオブジェクトのようなスプラインジェネレータ、クローナーオブジェクトなど)。これにより、ファイルサイズが著しく増加しますが、他のアプリケーションがCinema 4Dのネイティブファイル形式を簡単にインポートできるようにします。

アニメーションキャッシュを保存

たとえば、クローンオブジェクトでクローンの数が変わるようなアニメーション(もしくはその他の配列オブジェクトやMoGraphのオブジェクトなどクローン数が変わるもの)の場合、このオプションはすべてのクローンのアニメーションを、外部アプリケーションに送ることを保証します。なお、プロジェクトによってはファイルサイズが非常に大きくなるので注意してください。

マテリアルキャッシュを保存

このオプションが有効な場合、Cinema 4Dはデフォルトのノードマテリアルサーフェイスをファイルで保存します(内部では、40以上のマテリアルプロパティで構成されます)。これはリンクしたテクスチャ(幅/高さも参照)とベイクしたノードマテリアルのビットマップを含み、tex/cineware ディレクトリに保存されます。

例えばUnityやUnreal Engineのような第三者のアプリケーションにマテリアルを変換するために、マテリアルキャッシュはCinewareSDKで使われます。

マテリアルが同じだという保証がないことに留意します。パラメータが別々のアプリケーションで別々に解釈されるため、これはすべて近似値です。

[0..128000]

高さ[0..128000]

ピクセルでエクスポートするテクスチャの幅を定義します。

フォーマット

ここで、エクスポートするテクスチャを保存するビットマップフォーマットを定義します。対象アプリケーションで要求されるフォーマットに従って選択します。

色深度

ここで、エクスポートするテクスチャの色深度を定義します。すべてのフォーマットで、8bit(各チャンネル)以上は不可能なことに留意します。例えば*.tifは、3つオプションすべてを扱えます:8、16、32-bitチャンネル。