ReEffector

ReEffectorは追加の機能をもつグループエフェクタタイプです。例えば、(減衰機能を使用して)他のエフェクタの効果を一部を(例えば、Y軸に沿った移動など)、もしくは完全にキャンセルするのに使用できます。それ自身、完全にもしくは一部をコントロールできる効果をもつ任意の数の他のエフェクタを含むことができます。

ReEffectorは他のエフェクタの効果をキャンセルすることができます。

上記の画像では、数式エフェクタがサイン曲線を作成するための直線的クローン立方体のYの位置とYスケールを変更するのに使用されました。中央の画像では、直線減衰をもつReEffectorがYスケールをキャンセルします。一番下の画像では、エフェクタがY軸方向の移動をキャンセルするのに使われます。

ReEffectorは、クローン生成オブジェクトのエフェクタリストの位置によって働き方が異なります。リスト内で上位にある(ReEffectorの設定で有効にしている)エフェクタの効果はキャンセルされます。リストの最後にある場合、以前の全エフェクタの効果は設定に従いキャンセルされます。エフェクタの間に位置した場合、リスト内で上位にあるエフェクタの効果はキャンセルされ、それ以下のものは正常に動作します。

そうでなければ、ReEffectorが妨げない限り、ReEffectorのリストにある全エフェクタがリスト順に正常に動作します。ReEffectorを使用することによって、クローン生成オブジェクトのエフェクタリストを埋めなくても、エフェクタの全カスケードに仕事をさせることができます。多くのエフェクタの効果はまた、個々のエフェクタに苦労してリンクしなくても他のジェネレータに素早く転写することができます。

例えば、ReEffectorに大規模なエフェクタセットアップがあり、またもうひとつのReEffectorに大規模ではあるが異なるセットアップがある場合、簡単に完全に異なる2つの状態の間で行ったり来たりすることができます。

ReEffectorはデフォーマとして使用することができます。この場合、他のエフェクタと比べたReEffectorの順序に注意してください。デフォーマとして使用する場合、ReEffectorにリストされている他のエフェクタは、それ自身の階層的順序をもつことができます。デフォーマとして使用される時には、ReEffectorのみがその階層の正しい位置(子オブジェクトとして、もしくは変形されるオブジェクトと同じ階層で)にいる必要があります