シンプル
ここには、扇状で反りのあるスプラインを作成するためのパラメータ一式が用意されています。これらのパラメータのほとんどにおいて、補助的な設定内容 (関数曲線、数式入力用フィールドなど) が用意されています。これらの設定により、スプライン自体 (長さ、角度 H、角度 P、角度 B) や個々のスプラインセグメント (カーブ、屈曲、ツイスト、幅) を変更できます。
関数曲線の値と数式の値は、対応する「メインの」パラメータによって乗算されます。
この値 (絶対値ではありません) によって、MoSplineまたは個々のセグメントの長さが決まります。この長さの値は、次の2つのパラメータと連動して機能します。
この曲線は、MoSplineセグメントの長さを変更するときに使用します。曲線の左端は最初のセグメントを、曲線の右端は最後のセグメントを表しています。
プログラミングスキルを備えたユーザーであれば、数式 フィールドを使用して効果を細かく調整できます。このフィールドから得た値は、親パラメータ (カーブ など) によって乗算されます。通常の関数 のほか、下記のものも使用できます。
t、time
現在のアニメーション時間。
ind、index、i、number、n
現在のセグメントポイントのインデックス番号 (カーブ、屈曲、ツイスト、幅用)。内部的には、各セグメントポイントに連番が割り振られます。
seg、segment、s
現在のセグメントのインデックス番号 (長さ、角度 H、角度 P、角度 B用)。内部的には、各セグメントに連番が割り振られます。
cnt、count、c、total、tot
セグメントのスプラインポイントの総数、またはセグメントの総数。
例
セグメント数を用いた数式
例えば、MoSplineの長さの値から正弦曲線に基づく分散形状を作成する場合は、数式 フィールドに 1+sin((ind/cnt)*360 と入力します。これにより、個々の因数 (主に「ind/cnt」) から各スプラインセグメントが内部的に計算されます。
例えば、MoSplineのセグメント数が40個の場合、最初のセグメントのインデックス番号は「0」、3番目のセグメントのインデックス番号は「2」、などとなります。また、「cnt」は定数 (40) となります。したがって、、最初のセグメントは0/40=0、3番目のセグメントは2/40=0.05などとなります。因数「360」は確実に正弦曲線を発生させるためのものであり、被加数「1」は負の値にならないようにするためのものです。
個々のスプラインセグメントに合わせるための数式
例えば、カーブ フィールドに sin((ind/cnt)*360) という数式を入力すると、前述の例と同様に、完全な正弦曲線が発生します。しかしこの例では、これを個々のスプラインセグメントに合わせます。上図の通り、各セグメントはある方向に曲がった後、その逆方向に曲がっています。これは、正弦曲線全体における正の値と負の値をそれぞれ表しています。
この設定では、(まだ伸ばされていない) スプラインセグメントあたりのポイントの数を定義できます。同じことは、スプラインの分割にも当てはまります。つまり、スプラインの形状を一定にかつバランス良く保つには、十分な数のポイントを設ける必要があるということです。ポイント数が少なすぎると、角張った形状のスプラインになります。
この設定では、スプラインセグメントの数を定義できます。角度 H、角度 P、および角度 Bのいずれも、必ず 0 以外の値に設定してください。設定しないと、全てのスプラインセグメントが互いに重なり合います。
この角度は、MoSplineの原点におけるセグメントと、作成されたスプライン曲線の最後のセグメントとの間の角度です (Y軸を中心に回転)。その間のスプラインセグメントは、等間隔で配置されます (そうなるようにスプライン および 数式の各値が設定されている限り)。
この スプライン の設定は、0° と角度 Hが示す角度値との間にスプラインセグメントをどう配置するかを定義するものです。スプラインの取り扱いの詳細については、こちらを参照してください。
数式を参照してください。
この角度は、MoSplineの原点を起点とした曲線の最後のセグメントを中心とした角度です (X軸を中心に回転)。その間のスプラインセグメントは、等間隔で配置されます (そうなるようにスプライン および 数式の各値が設定されている限り)。
この スプライン の設定は、0° と角度 Pが示す角度値との間にスプラインセグメントをどう配置するかを定義するものです。スプラインを参照してください。
数式を参照してください。
角度 B は、MoSplineを起点とした、最初と最後の各セグメント間の角度です (Z軸を中心に回転)。その間のスプラインセグメントは、等間隔で配置されます (そうなるようにスプライン および 数式の各値が設定されている限り)。
この スプライン の曲線は、0° と角度 Bが示す角度値との間にスプラインセグメントをどう配置するかを定義するものです。スプラインを参照してください。
数式を参照してください。
(オブジェクトの原点を起点としたY軸を中心として) 単一のスプラインセグメントをその全長にわたって曲げるには、適切な値をここに入力します。この値によって、最初と最後のセグメントポイントの接線の角度が定義されます。ただし、この値は、スプラインおよび数式の各パラメータの影響を受けることがあります。この影響を回避するには、保持角度オプションをオンにしてください。
この スプライン の曲線は、スプラインセグメントの全長にわたってその曲線をどう変化させるかを定義するものです。
数式を参照してください。
この設定は、スプライン、数式とそれらに関する設定により定義されているメインパラメータが、通過するレンジの値を定義します。保持角度オプションは、オフでなければなります。
もし、カーブ、屈曲、ツイストパラメータのいずれか1つ以上に、値が定義されている場合、スプラインもしくは数式によって、意に添わない影響が与えられることがあります。このオプションを有効にすると、この影響を補正されることがあります。
通常、カーブ、屈曲、およびツイストの各パラメータ用のスプライン変形は、ローカルの座標系に基づいて実行されます。つまり、角度間の違いはセグメントごとに計算されますが、各セグメントポイントにはそれぞれ独自の座標系が存在することになります。
このオプションをオンにすると、この計算はワールド座標系に基づいて実行されます。この影響がどのように現れるかについては、この 画像 (ツイスト パラメータと併用した場合) を参照してください。
(オブジェクトの原点を起点としたZ軸を中心として) 単一のスプラインセグメントをその全長にわたって曲げるには、適切な値をここに入力します。この値によって、最初と最後のセグメントポイントの接線の角度が定義されます。ただし、この値は、スプラインおよび数式の各パラメータの影響を受けることがあります。この影響を回避するには、保持角度オプションをオンにしてください。
この スプライン の曲線は、スプラインセグメントの全長にわたってその曲線をどう変化させるかを定義するものです。スプラインを参照してください。
数式を参照してください。
この設定は、スプライン、数式とそれらに関する設定により定義されているメインパラメータが、通過するレンジの値を定義します。保持角度オプションは、オフでなければなります。
もし、カーブ、屈曲、ツイストパラメータのいずれか1つ以上に、値が定義されている場合、スプラインもしくは数式によって、意に添わない影響が与えられることがあります。このオプションを有効にすると、この影響を補正されることがあります。
通常、カーブ、屈曲、およびツイストの各パラメータ用のスプライン変形は、ローカルの座標系に基づいて実行されます。つまり、角度間の違いはセグメントごとに計算されますが、各セグメントポイントにはそれぞれ独自の座標系が存在することになります。
このオプションをオンにすると、この計算はワールド座標系に基づいて実行されます。この影響がどのように現れるかについては、この 画像 (ツイスト パラメータと併用した場合) を参照してください。
(オブジェクトの原点を起点としたZ軸を中心として) 単一のスプラインセグメントをその全長にわたって曲げるには、適切な値をここに入力します。この値を 180° に設定すると、最初のセグメントに対して最後のセグメントが180°回転します。他(屈曲 および カーブ)の各値を 0 に設定すると、その影響はMoSplineをスイープオブジェクトの子にした場合にまず現れます。
それに応じて、スイープオブジェクトの輪郭が曲がります。ただし、この値は、スプラインおよび数式の各パラメータの影響を受けることがあります。この影響を回避するには、保持角度オプションをオンにしてください。
この スプライン の曲線は、スプラインの全長にわたってその曲線をどう変化させるかを定義するものです。スプラインを参照してください。
数式を参照してください。
この設定は、スプライン、数式とそれらに関する設定により定義されているメインパラメータが、通過するレンジの値を定義します。保持角度オプションは、オフでなければなります。
もし、カーブ、屈曲、ツイストパラメータのいずれか1つ以上に、値が定義されている場合、スプラインもしくは数式によって、意に添わない影響が与えられることがあります。このオプションを有効にすると、この影響を補正されることがあります。
通常、カーブ、屈曲、およびツイストの各パラメータ用のスプライン変形は、ローカルの座標系に基づいて実行されます。つまり、角度間の違いはセグメントごとに計算されますが、各セグメントポイントにはそれぞれ独自の座標系が存在することになります。
このオプションをオンにすると、この計算はワールド座標系に基づいて実行されます。この影響がどのように現れるかについては、この 画像 (ツイスト パラメータと併用した場合) を参照してください。
ほとんどのMoSplinesは、スイープオブジェクトの子オブジェクトとなります。このパラメータは、スイープオブジェクトそのものの幅を、(スプラインのサイズによって定義するのではなく) 手動で定義するときに使用します。
この スプライン の曲線は、スプラインセグメントの全長にわたってその幅を定義するのに使用します。この スプライン の曲線の使用方法に関する詳細は、こちらを参照してください。
数式を参照してください。