スプラインダイナミクス

Hairには、完全なスプラインダイナミクスの機能が搭載されています。これには、「衝突タグを持つオブジェクト」に対しての衝突判定機能も含まれます。

若干の例外はありますが、スプラインはヘアオブジェクトのガイドのように機能します。これを用いるには、スプラインオブジェクト(スプラインプリミティブではありません!)に、スプラインダイナミクスタグを適用してください。

スプラインダイナミクスの働きをより良く理解するために、下図のような、スプラインポイントに付随しているスプリングを想像してみてください:

スプラインポイントは、「スプリングによって接続されている、スプラインダイナミクスの質量ポイント」を表しています。
「ヘアを持っていて、そしてアニメートされるスプライン」上にある内部的なポイント数は、変更する傾向にありますので、それによってヘアが持ち上がる結果につながる場合があります。スプラインの補間法メニューにおいてなしを選択すれば、その状況を回避することが可能です。

例 (ケーブル)

スプラインダイナミクスは、ケーブルの作成に最適です。まず、線形スプラインを作成します。(私たちの例では、MoGraphのトレースオブジェクトを使用しました)スプラインの最後のポイント(接続しているポイント)の、 質量0に設定して、アニメーションを再生します。これで完成です。