エフェクタ
エフェクタの強度を調整するには、このスライダを使用してください。強度設定が0%の場合は、エフェクタが一切効果を持たないということを意味します。
MoGraph選択範囲もしくはMoGraph ウェイトマップタグをこのフィールドにドラッグすることができます。あるいは、クローナーオブジェクトと既存のMoGraph選択範囲/ウェイトマップを選択し、エフェクタを作成することによって、自動的にこのタグを配置することができます。
キャッシュタグがクローン生成オブジェクトに指定されたら、エフェクタは、タグの設定次第で次のように動作します。
- MoGraph選択範囲タグが設定されていると、選択範囲に属しているクローンにのみ影響を及ぼします。
- MoGraphウェイトマップタグが設定されていると、タグに保存されているクローンウェイト(値は0%と100%の間)にエフェクタ強度が乗算されます。
選択したオプションに従って、以下に挙げるように各クローンが向きを定めます:
フィールド機能には3つのチャンネルがあります:値、カラー、方向。フィールドはこの3つのプロパティに影響しますが、方向はサポートするエレメントが少ないので、役割は最小になります。これは(R20では)主にターゲットエフェクタ、そして例えば減衰ノードとPython フィールドです。
フィールドは、方向(またはベクトル)を直接定義します。線形または球体フィールドのような一般的なシェイプフィールドでは、この方向は常に効果が最大から最小になります。つまり、線形フィールドでは同じ方向になり、球体フィールドでは中心から外側に向かいます。
方向機能と組み合わせて使うフィールドは、カスタム方向が定義された方向タブで表示されます。
デフォルトで、クローンはZ軸に自分で整列します。
例えば、スプラインレイヤとの組み合わせで、興味深い効果が得られます。
方向チャンネルに関連したその他の興味深いフィールド効果:
ノイズフィールド:効果分布に従って働きます(常に効果の弱い方向)。
パーティクル:飛ぶ方向を使います。
ポイントオブジェクト:オブジェクトポイントまたはサーフェイスの方向に設定します。
固定:カスタム方向を定義します。
このオプションを有効にして、方向のあるベクトル長を、MoGraph ウェイト値として設定します(MoGraphカラーレイヤも参照)。他のエフェクタ/フィールドリストを、このウェイト値に使うことができます(クローン生成オブジェクトがリストにある場合)。
ここで、矢印は隣接オブジェクトポイントに向きます。ウェイトをセットは、分離エフェクタ(簡易という名前の簡易エフェクタ)が、矢印の長さをスケールします。
各クローンはそれらのZ-軸でオブジェクトターゲットの方向に向きます。お望みのオブジェクトをターゲットオブジェクトフィールドの中にドラッグすることによって、オブジェクトターゲットが定義されます。もしもこのフィールドを空白のままにしておくと、ターゲットエフェクタ自体がオブジェクトターゲットとして使用されます。
3Dビューにおいて、各クローンはそれらのZ-軸でカメラの方向を常に向きます。
それぞれのクローンはそれらのZ-軸で、前のクローンあるいは次のクローンに従って方向を定めます。次に挙げる例においては、この機能を説明するためにトーラスが使用されています:
ターゲットモードのターゲットオブジェクトを参照。
もしもこの設定がオンの場合は、クローンのZ-軸が常にオブジェクトターゲットを向きます;この設定がオフの場合は、回転のピッチ方向(P)が変更されずにそのままになります。また、アップベクターをセットすることも可能です。
プラスのZ-軸の代わりに、マイナスのZ-軸がターゲットに向くようになります。
ピッチを使うをオンにするとまもなく、各クローンがそのZ-軸において、まさにターゲットモードで定義された位置の方向を向きます(ヘディング反転がオンの状態でない限り)。ただし各クローンの回転がこれによって全体的にセットされるわけではありません。すでに定義されているいくつかのベクター(ベクトル)の中からひとつを、あるいはオブジェクトを、アップベクターメニューにおいて選択することも可能です。各クローンが自らのX-軸において、その方向に向きを定めることになります(ただしロックされたZ-軸が許す限り)。
アップベクターを参照。
反発オプションをオンにすると、次に挙げる各スライダが表示されます:
各クローンが変位される前に、ターゲットオブジェクト(または、他のモードにおいてはエフェクタ)との間で各クローンが保つべき「最小の距離」を定義します。
反発の強度を調整するには、このスライダを使用してください。