投影からUVW設定

このコマンドでUVWタグを今までないぐらい速く生成できます。 UVWタグが作成される前に、BodyPaint 3Dアシスタントが使用されなければならない、もしくは投影タイプに必要なマテリアルタグが最初に定義されなければならないということはありません。

投影からUVW設定コマンドは、任意の数の選択されたオブジェクトに同時に適用することができます。 既存のUVWタグも変更できます。 UVWタグが割り当てられる必要のあるオブジェクトをただ選択するだけです。 複数のUVWタグがひとつのオブジェクトにある場合、それぞれのタグを選択してください。 タグが選択されなかった場合、新しいタグが作られます。 コマンドは、選択されたオブジェクトがポリゴンオブジェクトの場合(つまり、プリミティブ、ジェネレータなどではない場合)のみに呼び出されます。

以下にある複数のオプションは、UVマネージャの投影タブで見慣れているはずでしょう。 それらは同じように動作します。

オプション

名前

新しいUVWタグが作成された場合、名前はここで定義できます。 (コマンドが呼び出される時は何も選択されません。 UVWタグが選択された場合(複数選択)、名前が変更されたりロックされたりすることはありません。 次のオプションを参照してください。 )この名前は基準タブに表示されます。

UVWを固定

作成されたUVWタグは、不注意に変更されることを防ぐために作成された後に固定されます。

ポリゴン選択範囲を使用

このオプションを有効にすることで、選択されたポリゴンが再投影されます。 これは、選択されたUVWタグにのみ行われます。 このオプションが無効な場合、完全なオブジェクトが含まれます。

投影タイプ

これらは、UVマネージャの投影タイプのように動作します(投影も参照ください)。 ほとんどの投影タイプでは、投影の向きなど、下記に記載のある複数の追加設定が使用可能です。 正面オプションは、投影がアクティブなカメラとレンダリングに定義されたアスペクト比に依存する点が少々異なります。

自動 UV パッキング 機能は、Cinema 4D S22で導入されたパッキング アルゴリズムです。

子を含む

このオプションが有効な場合、このコマンドは選択された全オブジェクトに影響を及ぼすだけでなく、全子オブジェクトに影響を及ぼします。 これにより、UVWタグを各子オブジェクトに割り当てるために全階層を事前に選択する必要はありません。

オブジェクトごと/階層ごと/全てのオブジェクトを使う

投影タイプ立方体ボリュームで投影オブジェクトごと](中央)、および[[全てのオブジェクトを使う(右)に設定

これらのオプションは、複数のオブジェクトに対する投影を行う必要のある空間(もしくは境界ボックス。 選択範囲に合わせるを参照)を定義します(UV空間(0-1)は全オブジェクトをカバーする必要があるか、それとも個々のオブジェクトのみカバーする必要があるかなど)。

オブジェクトごと: UV空間は、個々のオブジェクトの全体のみをカバーします。

階層ごと: UV空間は現在選択されているオブジェクトと各子オブジェクトの全体をカバーします。

全てのオブジェクトを使う: UV空間は選択した全オブジェクトをカバーします。

選択範囲に合わせる

内部では、境界ボックスは投影用のオブジェクトのために作成されます(テクスチャ軸を有効モードがツールメニューで同時に有効である時に表示されるプレビュと比較可能)。 選択範囲に合わせるオプションが有効な場合、境界ボックスは選択されたポリゴンの周りのみに配置されます(そうでなければ、オブジェクト全体の周り)。

投影タイプ正面選択範囲に合わせるは有効(マテリアルタグのタイルは無効

投影方向

投影方向オブジェクト座標系に設定(左)、ワールド座標系に設定(右

投影方向は、多くの投影タイプに重要となります。 再び、オブジェクトの周りの境界ボックスを想像してみてください。 以下のいずれかの方法で正しい位置に置くことができます。

オブジェクト座標系: オブジェクト座標系に従います。

ワールド座標系: ワールド座標系に従います。

平均法線: Z軸のテクスチャは、法線ベクトルの平均に従います(ポリゴンは制限された平均に対して選択可能)。 これは例えば、領域投影のラベルが貼られる時の最もよく使われるモードです。

加重平均法線: Z軸のテクスチャは、ポリゴンサイズがウェイトされたまとめられた法線ベクトルに従います(ポリゴンは制限された平均に対して選択可能)。 大きいポリゴンはより大きな影響を受けます。