ファイル

基本

最近使ったファイル[0..100]

ファイルメニューの最近使ったファイルリストでのファイルの最大数です。

バックアップ数[0..1000]

このコマンドを使用して、複数のバックアップコピーを作成することができます。バックアップコピーは次のように連続して名前が付けられます: *.bak*.bak1*.bak2

アセットをプロジェクトにリンク

例えばローカルではない、つまりプロジェクトパスやtexフォルダにない画像をマテリアルに読み込みたい場合のCinema 4Dからのメッセージは良くご存知です。アセットはプロジェクト検索パスにはありません。プロジェクト位置にコピーを作成したいですますか? アセットが相対パスあるいは絶対パスに保存されている場合、これで決定します。

このメッセージが気になる場合は、デフォルトの手順をここで決めることができます。次のいずれかのオプションを選択できます。

プロジェクトの位置にアセットをコピー:相対パスを厳密に何に使うか。

絶対パスを使う:何もコピーされず、絶対パスが使われます。

常に確認:Cinema 4Dの前のバージョンから使われている挙動です。アセットを読み込むと、上記のクエリーが表示され、何をするかを決めることができます。

自動保存

このオプションを有効にすると、Cinema 4Dは現在のシーンのコピーを、指定された間隔で自動的に保存します。

ファイルは、下記のネーミング慣例に従って保存されます。

保存

間隔(分)[1..10000]

シーンファイルが保存される間隔を分単位で入力します。シーンに変更がない場合は、シーンは保存されません。

上限

保存履歴数[1..1000]

定義された間隔が短ければ短いほど、短期間で多くのファイルが保存され、その分メモリが必要となります。このフィールドで定義する値は、保存するファイルの数を制限します。保存の数がこの値を超える場合は、新しいファイルを収容するために、最古の保存済みファイルが自動的に削除されます。

保存先

ファイルの保存場所を定義するために選択するオプションには、下記の3つがあります。

プロジェクトのディレクトリに:シーンディレクトリ内のbackupという名前のフォルダにあります。

ユーザーディレクトリにbackupという名前のフォルダにあります。

指定ディレクトリにユーザーが選択するディレクトリ。

ここには、プロジェクトを保存や開いたときに、外部参照に付随するオプションがあります。

プロジェクトを開いた時にリフレッシュを延期

新しいシーンを開くと時に、プロジェクトに含まれている各外部参照オブジェクトを、自動的に更新したくない場合、このオプションをオンにします。これは、参照シーンが相対パスになっているものをロードする場合にシーンを開くスピードをかなりアップできます。ただし、このオプションがオンになっている場合、外部参照はマニュアルで更新する必要があります。

プロジェクトの保存時に参照を削減

保存する際に、すべての外部参照オブジェクトをシーンから自動的に除外したい場合、このオプションをオンにします。保存するファイルサイズを抑えることができます。新しい外部参照オブジェクトから、マスターシーンに保存されるようになり、単純な「インスタンス」としてはなく、より深い相互作用を持つようになりました。

パス

ヒント:説明されている「アセット」は、アセットブラウザのアセットとは関係ありません。
以下の説明における「アセット」とは、レンダリングに必要な外部ファイル(テクスチャ用の画像ファイルなど)を指し、アセットブラウザの機能を利用していません。

フォルダを追加ボタンを使って、新しいアセットパスを追加します。パスは、リストに表示されます。このインターフェイスエレメントの使い方を、ここで説明します。

Cinema 4Dは以下の場所で、マテリアルテクスチャファイルとその他のアセット(例えばサウンドファイル)を検索します。

••シーンと同じフォルダ

••シーンのフォルダ内のTexフォルダ

  1. Cinema 4Dフォルダ内のTexフォルダ

    ••指定されたアセットが絶対パスに保存されている場合、Cinema 4Dはこのパス内だけを検索し、それ以外の定義された検索パスは無視します。

  2. 旧コンテンツブラウザのCinema 4Dライブラリからのアセットを使う場合、該当するパスは直接このディレクトリに設定でき、テクスチャだけがここで検索できます。

    ••最終的にはここで入力したパス。

このパスで見つからないアセットがある場合があります(例えば、アセットがネットワークを通じてアクセスされた場合)。個々のパスを修正できますが、多数のテクスチャパスを修正しなければならない場合は、非常に骨の折れる作業です。

このため、Cinema 4Dは無制限の代替パスを設定します。ビューポートやレイトレーサーが上記パスのひとつでアセットを見つけられない場合、サブフォルダをすべて含む、代替パスを自動的に検索します。(ビットマップシェーダは、さらに、対応するすべてのサブフォルダを検索します)。

ヒント:DVDやネットワークの場所につながるパスの設定は避けます。このようなパスの検索の処理は、ほとんどの場合非常に遅くなります。アセットがどのディレクトリにもない場合だけ、エラーメッセージが表示されます。

フォルダを追加

このボタンをクリックして、ファイルを検索するアセットパスを追加します。パスは上のリストに追加されます。

ノードマテリアルでは、くり返し検索はすべてのサブフォルダでは実行されません。例えば以下のフォーマットで、相対パスが使われます。

/directory1/directory2/textur.tif (テクスチャを選択すると、パスは自動的に生成されます)。このパスは、すべての検索パスで検索されます(上記参照)。