建築用芝生

建築用芝生は、本物そっくりな芝生をすばやく簡単に作成することのできる特殊なマテリアルです。

芝生を作成するには、次の手順に従ってください。

••芝生を生やしたいオブジェクトを選ぶ。

  1. 芝生を生成 (メインメニュー: 作成 | 環境 | 芝生を生成 コマンドを選ぶ。
    ••必要に応じて、新しく作成した芝生マテリアルを開いて、設定を微調整する。

建築用芝生は、Maxon Cinema 4Dの ヘア 機能をもとに簡潔化、特殊化されたオブジェクトで、これまでよりも多くのコントロール設定項目をもつ多様な芝生の効果を望むなら、ヘアオブジェクトをおすすめします。

アンチエイリアシング などの建築用芝生のレンダリング設定も、通常のヘアレンダー設定で使用することができます(ただし、このうちの多くは、建築用芝生に対して全く効果がありません)。

ここでは、芝生を生やしたいポリゴンオブジェクトの分散ができるだけ均一に行われる必要があります。そうでなければ、芝生の分散が均一でなくなってしまう可能性があります。また、サーフェイスが変わるごとに草の葉の数も変わり、葉が消えたり現れたりしてしまうので、アニメーションの間には、緑色になったサーフェイスに修正を加えないようにしてください。

建築用芝生にも適用されるヘアの制限もご覧ください。

芝生を生成

必要となる全てのタグ、マテリアル、レンダリング設定は、現時点で選択されているオブジェクトについて作成されます。

ヒントとトリック

•芝生を生やしている平面に一緒に芝生と同系色のマテリアルを割り当てておくと、全体的な見え方にそれほどの影響を与えることなく、レンダリングスピードに大きく影響する密度の設定を小さくできるのでスピードを速くできます。

•葉を実際よりも葉の幅と葉の長さ値を高く設定すると、密度の値を上げずに全体に芝生が生えたように見せることができます。

•芝生のサーフェイスとカメラの距離がとても離れている場合、芝生の代わりにテクスチャを使ってみてください(レンダリング時間が大幅に削減されます)。